NEWS
11月7、8日の2日間開催されたBANGLADESH DENIM EXPOにクラボウデニムが参加してきました。イベントは2014年から始まり、今回で7回目。バングラデシュは世界でも有数の繊維業が盛んな国です。最新技術も登場した驚きの様子をご紹介します!
最先端技術×デニムの異色コラボレーション!
会場に入ると木製の柵で分けられたブースに、圧倒されそうなくらいの熱気と人!人!人!出展企業は約50か国から1,000社以上、来場者数5,000人以上のビッグイベントになりました。会場内では、最近流行りのドローンが行き交う人々の頭上をふわふわと飛んでいました。
VRブースでは、バングラデシュのデニムの生産工程が学べるコーナーが登場。約10分の映像はまるで自分が生産工場内にいるかのような体験ができます。ロープ作りから製品になるまでを360度見渡せるようになっている仕様で、実際試したところ映像内の工場は想像以上にきれいでした。
2日間を通して行われた講演はCSRや新しいテクノロジー関係が主な内容でした。席は毎回満員御礼と大盛況、参加した企業のエージェントはそれぞれとても熱心に耳を傾けていました。
クラボウデニム初出展!人気のほどはいかに?
初出展ということもあり、ドキドキしていましたが心配は全く不要。嬉しいことに多数の企業にお越しいただけました!最も多かった質問は、「バングラデシュ国内に事務所はあるか」「バングラデシュ国内にエージェントがいるか」など、身近にコミュニケーションを取る相手が近くにいるかどうかでした。国や文化によっても重要視しているものが異なるようです。少しでも興味を持っていただけたなら嬉しいですね!
今回、効果は未知数な状態でしたが、クラボウデニムへは65社と想像以上の来客が。ほとんどは縫製工場や生地のトレーディングカンパニーが占めていましたが、バングラデシュに縫製工場を持つ欧米のアパレルメーカーや、その本社からのエージェントなど、直接提案が行える相手もいました。 また欧米ボリュームゾーン向けで有力な縫製工場の来場もあり、有意義な商談をすることができました。
各社の良いところを集めたトレンドゾーンではDIRT TRACH ブースにKD26がピックアップされていました!クラボウデニムの日本のセルビッチをどんどん紹介していきたいと思います。
バングラデシュの食事情と街並み
お昼にはラム肉とカレーが提供されました。これが結構おいしい!が、滞在期間中ずっと同じものを食べていたところ胃にダメージがきました。最後のほうは少し日本食が恋しかったです。
昨年のテロの影響もあり、街中は気軽に歩けるような雰囲気はなく、いつもピリピリした緊張感が漂っている状態。会場やホテルで銃を装備した兵士を間近に見かけました。
最後に、商談の中でクラボウデニムは日本のメーカーであり、私も日本人だと伝えると数人ほど「ワォ!」との声が。バングラデシュの人々は日本の街並みや食、映画やアニメなどに日本文化に憧れを持っているそうです。黒沢明、ドラゴンボール、忍者ハットリ君が名前に挙がっていました。今後も高品質のデニムを知ってもらえるように、クラボウデニムの世界旅行は続きます!
▼BANGLADESH DENIM EXPO
http://www.bangladeshdenimexpo.com/