JAPAN QUALITY
FOUNDATION OF JAPAN QUALITY
クラボウスタンダード
“クラボウスタンダード”は、国内外のどの拠点で生産しても同一の品質でお客様の元に素材をお届けすることができる当社独自の品質管理規格です。開発コンセプトまでも含んだ、生地仕様、生産方式および品質管理手法が記されており、 市場ニーズの変化に応じて常にブラッシュアップしており、“ジャパン・クオリティ”の徹底を図っています。
BASED ON KURABO STANDARD
Japanese Quality
“クラボウ品質のモノ作りシステム”として、原材料の調達から、自社・協力工場での生産に至るまで、サプライチェーン全体で品質を管理する体制を構築しています。
クラボウグループの国内外の生産拠点では、クラボウ独自の厳しい品質管理基準「クラボウスタンダード」が設けられており、国内外を問わず日本の技術スタッフが”クラボウスタンダード”に基づき、技術の伝承と品質の管理を徹底し、”メイド・バイ・クラボウ”の商品を提供します。
BASED ON KURABO STANDARD
クラボウデニム生産ネットワーク
クラボウおよびクラボウデニムの生産ネットワーク企業の代表メンバーで構成される開発チームを立ち上げ、それぞれが持つ専門知識と日本国内で培われた開発力・品質力を活かした素材開発から素材提案までをワールドワイドに展開します。
紡績
世界各国から厳選された綿(わた)を輸入し、
オリジナルの品質基準クラボウスタンダードによって保証された糸を作る工程です。
100年を超える技術の継承を背景に、デニムの表情に変化を与えるムラ糸の形状、
特殊な紡績方法による機能性や風合いの付加など、その時々の要望に合わせて多種多様な糸を開発してきました。
クラボウデニムの根幹となる工程です。
デニムはムラが命
Slab Yarn
いわゆるビンテージデニムが作られていたころ。
当時の紡績では、一定の太さの糸を紡ぐことが難しく、
一本の糸の中に細い部分、太い部分といったムラがありました。
ムラ糸とは、その当時の糸のように、一本の糸に人為的にむら(不均一性)を与えた糸のことです。
クラボウでは、これまでの歴史の中で培った高度な紡績技術を活用し、
あえて当時のムラ糸を再現することでビンテージ独特の味わいある色落ちを再現することが可能となりました。
(左)が一般的なストレート糸で(右)がムラ糸です。
デニム素材は、ムラの形状で素材の表情が大きく変わります。
クラボウでは、自然なムラのナチュラルスラブやムラをコンピューターで制御する
コンピュータスラブなど独自の紡績技術で様々なムラ糸が開発できます。
染色
糸をロープ状に束ね、インディゴブルーに染めていく工程です。
染色の繰り返す回数により、色の濃さや深みが変わっていく藍染独特の方法です。
世界に誇る藍染技術は、「藍・インディゴ」へのこだわりによって成せる技。
そのこだわりの強さは、染色機械の開発にまで行き着き、世界に愛される色を生み出します。
織布
インディゴ色に染色されたタテ糸に、ヨコ糸を打ち込みながら織り上げていく工程です。
耳付きデニムを織る旧式の織機から高速の織機まで、多種多様なデニム生地の生産に対応するため、様々な種類の織機を用意しています。
整理加工
生地の表面をきれいに整え、縮みやネジレを防止する加工を施すデニム生地の最終工程です。加工後にはKuraboStandardに基づき、厳格に検査や試験が行われ、すべてのデータを管理し安定した供給をしています。それ以外にも、風合い付加やコーティングなどの特殊加工を行うこともでき、日々変化するトレンドや、世界各国のお客様の要望に応える可能性を広げていきます。